ヘルシオにディハイドレート機能が搭載されるのはもうすぐ?!炊飯器で【低温スチーム】を実験してみました。
生で食べるにはちょっとツライ野菜を、蒸してたべたりしていましたが、
そんな時に、「低温スチーム」「低温蒸し」なる調理法を発見。
低温の水蒸気で野菜や果物を蒸して食べるのだそうです。
より低温で調理した方が栄養素が壊れないという事から、注目されている様子。
低温と言っても65度から70度の温度。
48度以上の熱が加わるので、ローではなくなってしまいますが、
生で食べるのに飽きた時にはいいのでは?と思い興味津々。
低温調理については、、詳しくはこちらのサイトに書かれています。(低温蒸しレシピ)
ためしてガッテンでも紹介された事があるらしく、じわじわ浸透して来ているようです。
最新型のヘルシオにも、低温蒸しモード(ソフト蒸し)機能が付いているんだって!!
70度の低温調理ができる圧力鍋というものまであるらしい。。
さて、具体的には低温スチームをどうやってやるかと言うと、、、ふつうに蒸し器で蒸すんです。
でも、一つだけコツがあって、蒸し器のフタのしたに割り箸を入れて隙間をつくり蒸気をある程度にがしながら蒸すとおよそ70度くらいになるそうです。
しかし、この方法だと常に温度計でチェックしながら温度を保つ必要があるそう。
そんなの面倒くさい〜!
うちにあるもので、60度〜70度くらいの低温を保てるもの???
イエス!炊飯器!
炊飯器の保温はだいたい65度から70度だそうなので、これでもいけんるんじゃありません??
早速実験。
炊飯器に、
水と、台になるような小皿を入れて蒸し器になるような状態にする。
そこへ、ちょうど良い大きさのお皿に切った生野菜を並べて、
保温モードで1時間蒸してみました。
味は、野菜の歯ごたえがさらにシャキシャキ!となって、甘みが増した感じになりました。
キャベツ、コーン、パプリカは生でも美味しく食べられるのであまり低温スチームの良さが解りませんでした。(生で食べなれているからねぇ)
しかし、玉ねぎについては、威力を発揮!
生の玉葱をがぶりとかじると、辛すぎてギブアップですが、低温スチームで蒸した玉ねぎは甘くてしゃりしゃりとしていて、新しい食感。
これは、面白いと思います。
完全に生で食べにくいものは、低温スチームするのはいけるとおもいます。
食材別の最適な低温スチームの温度がこちらに→。(野菜別の温度)
参考サイト:
低温蒸しレシピ
参考図書:
「低温スチーミング入門」タカコ・ナカムラ著/平山一政監修
生で食べる事に抵抗がないローな人と、生で食べなれていないロー初挑戦な人との歩み寄り地点として、低温スチームというのが一つの着地点となりそうな感じがします。
酵素の事をいいだすと、65度〜70度の低温スチームでは温度が高すぎますが、
オーブンで焼いたり、油で揚げたり、火であぶったりするよりも断然に栄養素の破壊が少ないし、
この前書いた「抗糖化」という視点からもより低温で調理するのは健康的だと言えると思うんです。
(加熱温度が高い揚げ物やオーブン料理だと高温調理で食品中のたんぱく質と糖がAGEs(糖化最終生成物)に変わる。)
健康を意識した家庭用オーブンレンジである「ヘルシオ」などにまで、「低温で調理する」という概念が組み込まれて来ているということに喜びを感じます。
メーカーによって様々ですが、オーブンレンジは、300度のオーブン調理から35度の蒸し調理までカバーできるようになって来ているみたいですよね。
もう一息がんばって、来年あたりには、「ドライフルーツや干し野菜が出来る!」とのキャッチコピーでディハイドレート機能が付いたオーブンレンジが発売されるかもしれない??と一人ほくそ笑んでいるのでした。。。。
加熱温度が低い方が健康にいいというトレンドが浸透した結果、「低温蒸し」がためしてガッテンで紹介されるのなら、「50℃洗い」も紹介されたり、あともう少し温度を下げていってローフードが紹介される日も近いのか?!など考えてしまいました。
低温蒸し専用の蒸し器。
NHK「ためしてガッテン」で紹介されました。一定の温度で蒸す調理器。温野菜などに。ヘルシー ... |
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