ローフードとリビングフードの違い。酵素って?
ローフードとリビングフードの違いって、なんだかとっても曖昧ですよね。
私もよくわからなくって、インターネットや本で調べたりしていました。
でも、は!と気がつきました。
難しく考える事は無くって、そのまんまですよね。文字通り。
つまり、
ローフード=生の食べもの。(→加熱していない)
リビングフード=生きている食べもの。(→死んでいない)
死んでいても生の物はたくさんあります。
生(raw)でも生きていない(not living)物もあります。
生のものは「ロー(raw)」。
生きているものは「リビング(living)」。
野菜も、収穫されてある程度までは生きているそうです。
なので、収穫仕立ての野菜や果物はリビングフードなのですね。まだ生きています。
時間が経つと、成長が止まるので、「生だけど生きていない(raw but not living)」という事になる様です。
しかし、野菜や果物って生きているか死んでいるか見分けるのって難しいですよね。
ローかリビングがの線引きは難しいと思います。
動物性食品だと、すぐにわかるんですけど。
生肉はローフードだけど、屠殺された時点で死んでいるからリビングフードじゃない。
生魚もrawだけど、livingではないですね。
(とはいえ、ローヴィーガンは生肉も生魚も食べないそうです。ここでは例えで出しています。)
ローなのか、リビングなのか、
まあ、野菜や果物に関してはそんな線引きは難しく考えないで、
生の野菜、生の果物、生の海藻、生のナッツ、発酵食品を中心とした食生活を取り入れましょうよ。
というのがローフードだと思って実践しています。
あと、発酵食品はリビングフードの中にカテゴライズされます。
何故かと言うと、菌が「生きている(living)」から。
この生きている菌が体内に入って、「体外酵素」を腸内に持ち込んでくれるんですね。
最近は、この発酵食品から得られる「体外酵素」というのが一番体が欲しているのではないかなと考えるようになりました。
皮肉にも、ローフードの発祥の地、アメリカの食文化には「発酵食品」があまりみあたりません。
日本の食事には「発酵食品」が沢山あるので、
ローフードやリビングフードという言葉を使わなくても自然と体外から有用な菌類を取り入れています。
つまり、納豆や非加熱の味噌、醤油などたべるだけで「体外酵素」をお腹に入れてあげることができています。
とはいえ、ローフードの理論における「酵素」云々のくだりは、いまいちよくわからないままです。
いろいろ読んでみると、エドワード・ハウエル氏が1980年に一般向けの酵素についての本を出した後くらいから、
「食物に火を通さないで食べる食事法」つまり「ローフード」というのが流行りだしたみたいですね。
だいぶ前に書いた「ローフード。酵素(エンザイム)について。」という記事は、こちらの本を参考にしています。
ローフードを語る上で、欠かせないキーワードにも関わらず、「酵素」という言葉を使うとなんだか曖昧で、怪しい雰囲気が出てきてしまう気がします。
石ともさんのブログで、「その後、1年かけてあちこち調べたり、学んだり、質問したり、一つの学派に偏らずいろいろ調べて、私としては「こうではないか」という仮説をもっています。
食物酵素に関して、自分が責任がとれる発言ができるようになったということです。」と書いてあったので、どんなお話なのか、とっても楽しみにしております。
酵素については、まだ消化不良の部分なので、この記事こそ「曖昧」になってしまいましたね。
もし、ローフードを始めたばかりの方がこれを読まれていたら、
ローフードを始めるにあたって、「ローなの?リビングなの?酵素って何さ?」などなど難しく考えないで、
「生の野菜や果物を積極的に食べればいい」
くらいの気持ちで初めてみてください。
実際のところ、ただそれだけのことなんですよ。ほんとの話。
今日もありがとうございます。
↓応援よろしくお願いします。↓
にほんブログ村
ローフードブログのランキングページに飛びます。
「志乃のローフードキッチン♪」を
ご覧いただき、ありがとうございました!!
« ヨーグルトの季節。豆乳ヨーグルトの作り方。 | トップページ | ダイエット中の食事記録。時系列。 »
「01:ローフードの基礎」カテゴリの記事
- ロースイーツで痩せる理由を考えてみた。(2013.03.11)
- ローフード以外の部分は何を食べたらいいのかな?(2012.08.16)
- ローフードで使う調理器具をまとめてみました。(2011.09.01)
- 夏だ!バーベキューだ!元気いいぞうさんだ!+ナチュラルハイジーン的にBBQで気をつける事。(2011.07.03)
- iHerbで買ったスプラウティングジャーでスプラウト(もやし)を作る方法。(2011.06.07)