ローフードの基礎。ナッツ類の扱い方。ナッツの浸水時間の目安。
上が浸水前。下が浸水後。かなりふっくらとしています。皮の色も薄くなります。
ローフードではナッツを良く使います。
まず、ナッツの保存方法。
ナッツは油分が多く酸化しやすいので、なるべく酸素が入らないようにタッパーや真空保存容器で保存します。
温度が上がりすぎるのも良くないので、冷蔵庫で保存するのがベストです。
あまりいっぺんに買い込まず、その都度新鮮な物を買うようにしましょう。
そして、大事な事は、使う前に浸水(ソーク)してから使うという事です。
ナッツには酵素抑制物質があるので、ナッツを浸水させてからそれをとのぞく必要があるという記事を以前書きました。(関連記事:ローフードの基礎。ナッツや豆類をソークするってどういう意味?)
ナッツによって浸水時間が違うので、目安をアップしておきます。
本や人によって指導している時間が違いますが、
水を吸って全てのナッツがふっくらとなるくらいが目安のようです。
あくまで目安なので、そんなに神経質になる事はありません。
私は、寝る前に翌日使いたいナッツを決めて、水につけてから寝るようにしています。
浸水が終わったら、その水は捨てて、ナッツを良く洗ってから、
用途によってそのまま使ったり、
ザルなどにあげて乾かしてから使います。
一度浸水したナッツは、冷蔵庫で1週間くらいは持ちます。
水に漬けたまま冷蔵庫で保存する場合は、水を一日一回取り替えます。
乾いたまま保存する場合は、ラップなどにくるんでなるべく空気に触れないようにしてタッパーなどに入れて保存します。
こうしておくと思いついた時にすぐに使えて便利です。
また、浸水時間を長くしたり短くしたりする事により、
舌触り(テキスチャー)を変えてみるというのもローフードクッキングの楽しみ方の一つです。
例えば、アーモンドを使う場合。
12時間浸水→荒めにフードプロセッサーにかけて、カリカリとした歯ごたえを楽しむ。
24時間浸水→ブレンダーにかけて、滑らかなパテとして楽しむ。
48時間浸水→ブレンダーにかけて、滑らかなクリームとして楽しむ。
(チーズのときは48時間浸水するとおいしくしあがります。)
といった具合です。
アーモンドの場合、皮をむきたいときは、24時間以上浸水しないと大変むきにくいです。
そのナッツも8時間以上浸水する場合は、ときどき水を取り替えた方がいいようです。
また、気温が高い時期は冷蔵庫にいれておきましょう。
(外に置いたままだと、うっかりするとぬめりが出ます。)
ナッツの扱い方を覚えると、ローフードの世界がぐっと広がりますので、
是非試してみてくださいね♪
<浸水時間の目安。>
アーモンド 12時間
そばの実 6時間
カシューナッツ 8時間
フラックスシード 8時間
ピーカンナッツ 2時間
カボチャの種 4〜6時間
ごま 4時間
ひまわりの種 4〜6時間
クルミ 2時間
浸水(ソーク)する必要ないナッツ類
ブラジルナッツ
ヘーゼルナッツ
松の実
おまけですが、どうしても急いで浸水させたい場合は、
このような真空容器にいれて水につけおくと、圧力がかかるので早く水を吸い込むようです。
マリネなども急ぐ時には真空容器を使いますもんね。
この真空容器ですと、アーモンドだと6時間くらいに短縮できます。
ナッツはコクがあっておいしいので、ついつい多用してしまいますが、
カロリーも高いし、食べ過ぎにはご注意を!!
今日もありがとうございました。
_____________________
ブログ村に登録しました。この記事を気に入って頂けたら、
クリックをよろしくお願いします。更新の励みにいたします♪
にほんブログ村
ローフードブログのランキングページに飛びます。
「志乃のローフードキッチン♪」を
ご覧いただき、ありがとうございました!!
_____________________
« ローフーディストのキッチン。ローフーディストインタビュー!Andi Question 4 | トップページ | 7日間100%ローフードチャレンジ6日目 »
「01:ローフードの基礎」カテゴリの記事
- ロースイーツで痩せる理由を考えてみた。(2013.03.11)
- ローフード以外の部分は何を食べたらいいのかな?(2012.08.16)
- ローフードで使う調理器具をまとめてみました。(2011.09.01)
- 夏だ!バーベキューだ!元気いいぞうさんだ!+ナチュラルハイジーン的にBBQで気をつける事。(2011.07.03)
- iHerbで買ったスプラウティングジャーでスプラウト(もやし)を作る方法。(2011.06.07)