ローフードの基本の調理方法。
ローフード関連の雑誌やインターネットで紹介されている、
とてもきれいに盛りつけられたきらびやかなお皿の数々を見て、
『「ローフード」ってなんだか難しそう。。。』と思っている方も多いと思います。
実は、ローフードの調理方法は比較的簡単です。
火加減を制するものは料理を制すると言われるくらいに、
テクニックが必要な「火」を使わないからです。
一般の火を使う調理では、
「洗う」、「切る」、「ゆでる」、「蒸す」、「炒める」、「焼く」、「揚げる」、「煮る」、
などの下準備と調理方法が基本となります。
ローフードの場合は、もっと簡単で、火を通す作業がごっそり短縮されます。
その代わりに、残された行程で、
いろいろな切り方や、いろいろな調理道具を使って、
違った食感を楽しむのです。
ローフードの調理方法は、
「浸す」、「切る」、「発芽させる」、「搾る」、「切る」、「混ぜる」、「潰す」、「乾燥させる」
といったものがあります。
「浸す」、「発芽させる」という行程は特徴的です。
生で食べると消化しにくい食物、
例えばナッツ類、豆類、穀類を水に浸して、
柔らかくし(ここで酵素抑制物質をとる。)発芽させてから食べます。
そのままでも食べられるものは、ガブリとかじってもいいですが、
ジューサーで「搾る」もしくは、様々な、「切る」行程を経ます。
「切る」には
包丁で切る。
スライサーでスライスする。
フードプロセッサーで切る、混ぜる。
ミキサー(ブレンダー)でピューレ状にする。
おろし金でおろす。
などの方法があります。
もっと原始的に、手で潰したり、割ったり、裂いたりしてもいいですね。
フードプロセッサーやミキサー(ブレンダー)を使うと、
「切る」と「混ぜる」が同時に出来ます。
和食でよく使われる、擂り粉木を使うと、「潰す」という行程を加える事も出来ますね。
また、ローフードの調理法として、もうひとつ特徴的なものに、
食品乾燥器(ディハイドレーター)で乾かす。
という行程があります。
ディハイドレーターは一般の調理法における「オーブン」の様なもので、
48℃以下の温度の風で食品を乾かすのです。
これを使うと、12時間から24時間と時間はかかりますが、
ドライフルーツや、乾燥野菜、ローブレッド、ロークッキーなどが出来ます。
もちろん、ドライフルーツや乾燥野菜は、天日干しでも可能です。
ローフードは食材をそのまま生でかじるだけでなく、
このような調理方法を駆使して、おいしくいただくことができます。
また、食材を食べやすい大きさにしたら、
調味料などを「かける」、「和える」、「ディップする」、「発酵させる」などの方法で、
味に幅を持たせます。
ローフードを作っていると、子供の頃に「おままごと」をしていた時のたのしさを思い出します。
「浸す」と「乾燥する」以外の行程は、素早くできるものが多いので、料理が苦手な方にも、
ローフードはおすすめです。
調理時間が短くて済むので、「盛りつけ」に時間をかけられるというのも楽しい部分の一つです。
火を使うとどうしても時間がかかって、作るだけで精一杯になり、
出来上がったらお皿にガッーっと盛るだけってことが多かったのです。
食生活にローフードを取り入れてから、調理時間が短くなったので、自分の時間が増えました。
今日も、ありがとうございます。
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